1カービィファンがおくる、星のカービィ スターアライズ OSTのここがいい

こんにちは、こた(@kotambourine)です。
(いかの塩辛(@shiokara_create)はハンネみたいなものです。)


この記事は、「FUN Advent Calendar 2020 Part2」12日目の記事です。 adventar.org


昨日はしゅれぬこくんの「新たな知見を得られるYouTube動画を紹介していく」です。
(色欲に対応するプラットフォームが書かれてるのが彼らしいなと思いました。)


初めに

未来大生の皆さん、疲れてますか?僕は疲れています。
課題に追われ、やりたい!と買ったゲームは積まれていき、明日から始まるハッカソンには不安が募るばかり。


そんな時、ふと本棚から取り出し聞いた星のカービィ スターアライズ OST

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カービィBGMを摂取した僕はみるみる元気を取り戻し、今では毎日のように開発や講義に勤しんでいます。


「最近中々講義へのモチベが湧かなくて...」「カービィが足りない...」そんなあなたに!!
星のカービィ スターアライズ OST!!!!!
え?どんな曲があるのかわからない?
ご安心ください、これから僕が独断と偏見で星のカービィ スターアライズ OSTの魅力をお伝えしましょう!(やっと本題)
それではどうぞ。

星のカービィ スターアライズ OST

このOSTは、ゲーム「星のカービィ スターアライズ」のOSTです。
シリーズ集大成とも言うべきタイトルなので、歴代からの原曲やアレンジ曲も多数収録されています。
これから紹介する星のカービィ スターアライズ OSTですが、こちらCD6枚1セットとなっており、総再生時間は驚きの6:51:58(自分調べ)。
大変ボリューミーなので、各ディスクからいくつか選別してご紹介。 本当は文の後に曲を載せられると良かったのですが、権利的にあれなのでアレンジや公式のリンクを貼れるところは貼ってあります。

Disc1

このディスクでは、主に星のカービィ スターアライズの序盤ワールドの曲が収録されている。

ティンクル☆スターズ

今作のメインテーマ。作曲者は安藤浩和さん。
オーケストラの盛り上がりから始まり、全体的に明るめの曲。
バイオリンの目立つ穏やかなパートからサビに入った途端の盛り上がりはとても良い。

Green Greens

言わずと知れたカービィ代表曲の一つ。作曲者は石川淳さん。
カービィ曲の色んな所にフレーズが使われているので、それを探すのも楽しい。
OSTには初代のピコピコ音源が収録。個人的に笛の音が入る辺りが好き。

いきなりハッピーエンディング

いわゆる、俺たちの戦いはこれからだ!。 作曲者は安藤浩和さん。
とあるボスを倒すと途端に出てくるスタッフロール。しかし様子がおかしいぞ...?

ティンクル☆トラベラー

疾走感のある曲。本作の特徴の一つである、フレンズアクション中などに使用される。作曲者は安藤浩和さん。
実は、いきなりハッピーエンディングのフレーズが使われている派生曲。こっちはほのぼのよりかは戦闘BGMに近い印象。
「フレンズれっしゃ」というフレンズアクション中に聞くのが好き。

Disc2

このディスクでは、主にワールド2からワールド4にかけての楽曲や、いくつかのドリームフレンズに関連した楽曲が収録されている。

Prayer song to God

VS.三魔官シスターズで使用される。正確に言うと青と赤。作曲者は安藤浩和さん。
ダークな感じの中ボスBGMだが、この曲を起点に一部のフレーズが使われている派生曲や、アレンジ曲がいくつか存在する。

VS. ドロッチェ

星のカービィ 参上!ドロッチェ団」に登場するドロッチェ団のメインテーマ、のアレンジ。作曲者は石川淳さん。
多分ボス戦あたりから持ってきている。普通の「ドロッチェ団のテーマ」と入り方などが少し違う。
僕の初めてのカービィドロッチェ団でした。

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友ときずなの戦い2

Disc1に収録されている「友ときずなの戦い」にフレーズを追加したもの。作曲者は安藤浩和さん。
ボスばかりでてくる第四ステージでボス戦BGMとして使われているため、だいぶ記憶に残る。

Disc3

このディスクでは、主にワールド4のBGMや近年のカービィシリーズからいくつか収録されている印象です。

遥か、きらめきの勇者たち

ワールド4のステージセレクト時のBGM。作曲者は安藤浩和さん。
いよいよ終盤というワールドにマッチした、しかし落ち着いた雰囲気でBGMとしての役割をこなす、ピアノがオシャンティな曲。

ぼうけんのはじまり

星のカービィ Wiiのステージ1-1で使用された曲。星のカービィ Wiiの代表曲の一つでありフレーズが様々な場所で使用されている。作曲者は安藤浩和さん。
金管楽器の楽し気な音から入り、木管楽器のパートが始まる。その後も入り混じりながら演奏され、全体的にとても明るめでこれから冒険が始まる壮大さも持ち合わせている。
下記のピアノアレンジもとても良いのでぜひ聞いてほしい。

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VS.スタードリーム

星のカービィ ロボボプラネット」のスタードリーム戦に使用されるBGM。作曲者は安藤浩和さん。
この曲に関して語るとロボボのネタバレになってしまうのであまり詳しくは言えないが「ここで収録されるのか!」と割と驚いた。
ゆったりしたピアノから入るがすぐにテンポが上がって壮大になる。音ゲーだと多分階段入る。
とある理由で戦艦ハルバードのフレーズも入ってるので、メタナイト好きはロボボを買ってスタードリームと闘いましょう。

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Disc4

やっと後半です。このディスクではスターアライズの終盤の曲や歴代カービィの終盤の曲が多く収録されている印象です。

傀儡奉納 & La Follia d'amore

今作の主要人物、ハイネス様の専用曲。作曲者は石川淳さん。
傀儡奉納からLa Follia d'amoreへの移行はハイネス戦をやってると興奮ものなので一緒に紹介。
傀儡奉納は、暗い雰囲気でフード被ってるハイネス様のミステリアス感が増して楽しい。
La Follia d'amoreは、フードを脱いだハイネス様が全力でカービィと対峙してる感がする。
ダークな雰囲気でめちゃんこかっこよなのでぜひ聞いてみてほしい。

組曲- 星羅征く旅人 第一楽章- 星砕きの戯れ~第二楽章- 胚子の器~第三楽章- 哀と渾天の翼~第四楽章- 生誕の希望

タイトル通り第四楽章まである組曲。作曲者は安藤浩和さん。
全体を通して同じようなフレーズだが、楽章によってそれぞれ特徴があり面白い。
別ゲーを出して申し訳ないが「Photoshop Floweyみたいな展開だな」と思ったのはここだけの話。
アニメでよくある絶望的シーンにありそうな曲。多分オーケストラの演奏っぽいのがその認識を産んでる。

あの星の友だちみんなが、ついているからだ!

「いきなりハッピーエンディング」、「ティンクル☆トラベラー」の派生曲。作曲者は安藤浩和さん。
いわゆる勝ち確BGM。ここでフレンズアクションのフレーズ使った曲は卑怯って時に流れる。
組曲からこれに遷移する時の明るさと暗さの高低差に風邪を引きそう。
ゲーム時演出も卑怯だし後からこの曲のタイトル聞いたときの興奮はすごかった。
例のごとくこのピアノアレンジもいいぞ。

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桃球発進! ロボボアーマー

星のカービィ ロボボプラネット」でロボボアーマー搭乗時のBGM。作曲者は安藤浩和さん。
個人的にロボボで1、2を争うくらいの曲。ロボボアーマー乗ってる最中にこれ流れたらもう突っ走るしかない。
ホイールアーマーと終盤にでてくるアーマーが好き。ロボボ未プレイの人はこの機会にプレイしてお気に入りのアーマーを見つけてみてください。

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銀河に願いを

星のカービィ スーパーデラックス」、「星のカービィ ウルトラスーパーデラックス」にある同名ステージの曲でとても有名。作曲者は石川淳さん。
みんながまっているんだからな、たのんだのサ!でお馴染みの太陽と月が喧嘩する曲。
小さい頃はとある惑星見つけるのに苦労して「コピーのもとデラックス」を100%にするのに時間がかかってしまった。
よく困ったときのオチに使われるノヴァ君かわいそうっていつも思ってる。

銀河に名立たるハルトマン (スターアライズ アレンジ ver.)

おお、我らハルトマン。「星のカービィ ロボボプラネット」に出てくる会社、「ハルトマンワークスカンパニー」の社歌、のスタアラver。原曲作曲者は安藤浩和さん、アレンジは石川淳さん。
社歌、とあるように実はこの曲の原曲は歌詞もついてて歌える。今すぐJOYSOUND系列のカラオケを目指そう。
ここまで書いて思ったけど自分ロボボ好きすぎでは?

Disc5

このディスクでは大型アップデートで追加されたステージや各ドリームフレンズの登場時BGMが収録されています。

とびだせ! 奥へ手前へボスバトル

星のカービィ トリプルデラックス」のボス戦で使用された曲。安藤浩和さん。
「浮遊大陸の花畑」という曲からアレンジされ、「狂花水月」に繋がる曲。
アップテンポでいい感じにボス戦を彩る。

ヤラレ

体力が0になった曲。作曲者は石川淳さん。
ゲーム中はあまり聞きたくないSEだけど、場合によってはいわゆる親の声より聴いたSEになりそう。

異空をかけた戦い

星のカービィ スターアライズ」の大型アップデートで追加されたモード「アナザーディメンションヒーローズ」のボス戦で流れるBGM。作曲者は小笠原雄太さん。
Disc2に収録されている「友ときずなの戦い2」にさらにアレンジを加えたもの。
ロック調なアレンジでボス戦を彩る。

各ドリームフレンズの登場時BGM

バンダナワドルディから三魔官シスターズまで、全てのドリームフレンズの登場時BGMが収録されている。
全部好きだが、特にグーイの「ひょっこりグーイ!」やマホロアの「ブラボー! マホロアがキテアゲタヨォ」が好き。

三叉一閃の巫の熱情

とあるモードの三魔官シスターズ戦及び三魔官シスターズがとあるボスと闘う時のBGM。作曲者は安藤浩和さん。
「ティンクル☆スターズ」のアレンジ曲で上記のように二つの目線で聞くことができる。
どちらで聞いても違和感無いのすごい。

Disc6

最後のディスクです。スターアライズの集大成。
ドリームフレンズがとあるボスと闘う時に流れるBGMや組曲「星羅征く旅人」の最終楽章も収録されています。

おとめたちのやみとのたたかい

アドレーヌ&リボンがとあるボスと闘う時のBGM。作曲者は安藤浩和さん。
「VS.ゼロ・ツー」、「ミラクルマター」、「リップルスター:ステージセレクト」のメドレーアレンジ。
特にミラクルマターからリップルスターのフレーズに繋がる箇所と、そこからいきなりハッピーエンディングのフレーズに繋がる箇所は興奮もの。

覇王戴冠 ~OVERLORD

マホロアがとあるボスと闘う時のBGM。作曲者は安藤浩和さん。
「CROWNED」をベースに「スカイタワー」含む五曲ほどのフレーズが入りアレンジされている。
フレーズの入れ組み具合が半端ないが調和が取れていて、とにかくやばい(語彙力)。

月魄のファントム

タランザがとあるボスと闘う時のBGM。作曲者は安藤浩和さん。
「狂花水月」、「Dirty&Beauty」、「この星をかけた魂の戦い」をミックスアレンジしている。
「覇王戴冠 ~OVERLORD~」で死にかけた自分へクリティカルを入れた曲。
原作、「星のカービィ トリプルデラックス」はボス戦がほんとに良いので買ってぜひプレイしてほしい。

ドロシア ソウル (スターアライズ ショート ver.)

タッチ!カービィ」のボス、ドロシア ソウル戦のBGM、のアレンジ。作曲者は石川淳さん。
まさかタッチ!カービィから収録されるとは思っていなかった。
すべて電子音源のピコピコ曲だが、その中でも狂気がにじみ出る、割と異端な曲。 イヤホンで聞いてると左右からピコピコされておかしくなりそう。

組曲- 星羅征く旅人 最終楽章- 煌めき星

最後の大型アップデートで追加された楽曲。作曲者は安藤浩和さん。
組曲の最終楽章。組曲のフレーズを使いながら、少し悲し気な曲調。ボスの説明と相まって複雑な気持ちになる。
ゆったりしたピアノに被せるようにグリーングリーンズの8bit音源(チップチューンと言うらしい)が流れてもう涙が止まらない。
ボスの説明(ポエム)を一緒に読むためにもスターアライズをぜひプレイしてほしい。

カービィダンス

てれててーててーててーてれててーててーててーてれててーててーててーててーててーててーてん!(ニコニコ大百科より引用)
作曲者は石川淳さん。
カービィの代表曲の一つ、有名すぎてもはや語るまでもない。
カービィかわいい。

グリーングリーンズ

カタカナGreen Greens。作曲者は安藤浩和さん。
星のカービィ スーパーデラックス」のグリーングリーンズ
オーケストラの演奏で壮大になっているが、ポップさは相変わらずなので楽しく聞ける。

終わりに

ただただ個人の感想を書きなぐってる文に、長らくお付き合いいただきありがとうございます。
この時点で約6700文字も行ってて、途中で「この記事になんの価値が...」とは自分でも思いましたが、とにかく書ききりました。
もし興味が出たという方がいらっしゃれば、「星のカービィ スターアライズ」を買ってプレイしてみてください。
大型アップデートは無料なので、ソフトさえあればソフトのお値段以上に楽しめること間違いなしです。

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また、歴代のBGMやアレンジも多数収録しているため、未プレイでも「星のカービィ スターアライズ OST」を買ってみてもいいかもしれませんね。

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明日はT-田中さんの記事です。サブスクの話ってアイドルへの投資とかですかね?(すっとぼけ)

さらに明日は、Part1での投稿なのでここで趣味をぶちまけた以上ちゃんと技術系のお話ができればと思いつつ、ここまで読んでくれた方へ最大の感謝を込めて、筆を置こうと思います。